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自然エネルギー用語辞典
Q.太陽光発電設備 |
現在、自然エネルギーを利用した太陽光発電設備の種類としては、電力会社の電源と自家用発電設備の電源を混在させるものとさせないものの二種類があり、特に混在させる方では、電力会社へ逆潮流させる方と、そうでないものがある。またその構成について、「太陽電池パネル」「パワーコンディショナー」「接続箱」の三つの機器を組み合わせるのが主だ。
太陽電池は半導体の一種で、光エネルギーを直接電気に変える核となる部分であり、その中でも最も使われているのがシリコン太陽電池である。原理としては、太陽光に当てられた半導体の原子が+と-に分かれ、それがそれぞれ「P型半導体」「N型半導体」と呼ばれる極に集まり、その間に電圧が発生するため電気が作られる。これらパネルの寿命は一般的に20~30年とされており、特性として低温になるほど発電効率が上がる。
パワーコンディショナーは、発電設備から供給された直流の電力を交流に変換し施設内の電源と接続させる働きをし、太陽光からの不安定な電圧の調整も調整する作用がある。これらの設備は、大きな設置面積を必要とするものの、設置場所を選ばない利点がある。その為、天候を無視すれば日本においても設置面積は充分足りるとされる。
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