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潮力発電は、潮の満ち引きや海流を利用した発電である。潮位の大きい場所に堰(せき)をつくり、海水の流れや潮の流れが変化するときに生じる海水の流れがタービンを回し発電が行われる。また、満潮時に海水をため込み干潮時に堰(せき)を開放して水を流すことでタービンを回す仕組みもある。これは、発電するタイミングを計ることができる為、電力需要のピークに合わせることができる。 潮力発電は二酸化炭素を排出せず持続可能な自然エネルギーであるというメリットがあるものの、海水を利用する為に設備の長期間におよぶ機能維持が困難であるというデメリットもある。イギリスでは、2003年にイングランドのデボン沖に300kwのシーフラワーを設置した。海外にも広く設置し、2010年までに300Mwの設置を目指している。日本では潮位の大きな場所はあるのだが、堰を設置できる場所が少なくメジャーな発電ではない。