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環境用語辞典
Q.アジア太平洋環境会議 |
アジア太平洋環境会議とは、1991年から環境省がほぼ毎年主催しているアジア太平洋地域の非公式環境大臣会合。「エコアジア」とも呼ばれる。
<アジア太平洋環境会議の目的> 各国の環境大臣や、国際機関、民間団体、学識経験者などが参加。同地域における環境政策の進め方等について意見交換の場を提供し、協力を推進することを目的とする。また、環境政策の向上を目指したプロジェクトの促進や、持続可能な開発の実施に関する経験の共有などを目指した取り組みなどを多角的に検討している。
<アジア太平洋環境会議の取り組み> 2001年の会合では、実践的な科学的ツールと政策オプションを開発、提供することで、環境イノベーションを強化し、同地域における持続可能な開発を目指す「アジア太平洋環境イノベーション戦略プロジェクト(APEIS)」が承認された。また、同地域によりふさわしい持続可能な発展のモデルを2004年までに提示することを目的とした「アジア太平洋環境開発フォーラム(APFED)」や、APEIS全体の審議や調整を行い、科学的活動と政策決定者間の調整を行う専門家会議「エコアジアパネル」などの設立が承認された。 2005年に岐阜県岐阜市で開催された第13回会合には、小池環境大臣が議長として参加。アジア太平洋地域19カ国の閣僚などと12の国際機関の代表が出席し、APFEDの報告と提言が強い支持を受けた。また、その実現に向けて取組む必要性が認識された。 |
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